2005年12月28日

映像ケーブル解説(コンポジット,S端子,コンポーネント,D端子,HDMI,RGB,DVI-D)

映像ケーブルとは、プレイヤーから流れる映像信号をディスプレイに届けるケーブルのことです。


現在、映像ケーブルの企画がとても増え複雑になってきました。

コンポジットケーブル、S端子ケーブル、コンポーネントケーブル、D端子ケーブル、HDMIケーブルなどなど。

これだけ種類があると「どう違うのさ?(゚_。)?(。_゚)?」となって当然です。


ひとつひとつ説明したいと思います。



コンポジットケーブル

コンポジットケーブルとは、最も一般的な映像ケーブルです。
テレビとビデオをつなぐ時に使う、赤、白、黄の3色のケーブルの黄色がコンポジットケーブルです。(ちなみに赤、白は音声用)

全ての映像信号を一本のケーブルでアナログ送信します。
そのため、損失しやすく綺麗な映像は期待できません。



S端子ケーブル

S端子ケーブルとは、S-VHSの普及と共に広まった映像ケーブルです。

輝度信号(Y)と色信号(C)をわけてアナログ送信します。

輝度信号とは明るさを示す情報です。
色信号とは赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色が入った信号です。

輝度信号と色情報が分かれて送信されるので、コンポジットより綺麗な映像が期待できます。



コンポーネントケーブル

コンポーネントケーブルとは、DVDやハイビジョン放送と共に普及し始めている映像ケーブルです。
RCAケーブル3本を使って映像を送信します。

輝度信号(=Y)を1本、色差信号を2本(=Pb/Cb,Pr/Cr)にわけてアナログ送信します。

色差信号とは、赤(=R)と青(=B)を送信。緑(=G)はRとGに含まれた差分を使って表示できます。

輝度信号に加え、全ての色信号をわけて送信できるので、S端子ケーブルより綺麗な映像が期待できます。

通常はコンポーネントケーブルとして売られていますが、コンポジットケーブルを3本使っても代用可能です。



D端子ケーブル
エレコム D端子映像ケ−ブル0.5m【税込】 DH-DD05 [DHDD05]
D端子ケーブルとは、DVDやゲーム機、ハイビジョン放送で普及し始めている映像ケーブルです。

中身はコンポーネントケーブルを1本のケーブルにまとめた物です。

見た目は1本のケーブルですが、内部で輝度信号(=Y)を1本、色差信号を2本(=Pb/Cb,Pr/Cr)にわけてアナログ送信します。

1本のケーブルにまとめていたるため細く、端子のそれぞれの接点が小さいため、コンポーネントケーブルより映像の綺麗さで若干劣るとの意見もあります。



HDMIケーブル

HDMIケーブルとは、高級DVDプレイヤーやハイビジョンテレビと共に徐々に広まりつつあるケーブルです。

映像と音声を一本のケーブルでデジタル送信できます。

比較的高価です。

デジタルで情報を送信するので、理論的には損失はありません。
しかし、損失したデータを再生機器側で補って表示するためデジタル接続でもケーブルによって差は出るとの意見もあります。



■パソコン用のケーブル

主にRGBケーブルDVI-Dケーブルがあります。

RGBケーブルはアナログ送信
DVI-Dケーブルはデジタル送信です。



映像ケーブルは値段によって映像の美しさに雲泥の差が出ます。

同じ種類のケーブルなのに、良し悪しに差が出るのです。

特にアナログケーブルは顕著です。
アナログ信号はノイズに弱いので、高いケーブルほど導線や接点を通電しやすくし損失を少なくしています。


オルトフォン コンポーネントケーブル1.5m【税込】 DVD-3300SI/1.5(オルトフオ [DVD3300SI15オ...
映像ケーブルの選び方は、まず種類から決めましょう。

ちゃんと再生機器に対応しているか注意してください。
特に古い再生機器だとD端子やコンポーネントは対応しておりません。
HDMIにいたっては最新の高級機種しか対応していないので気をつけてください。

再生機器に対応している最も綺麗な企画のケーブルを選び、その種類から予算内で選ぶといいでしょう。

私のオススメは、カナレオルトフォンなどです。
モンスターケーブルも良いですが本国と日本との価格差が気になります。

またこだわる人は、コンポーネントケーブルを自作したりします。
手間はかかりますが安く良質のケーブルが手に入る方法です。



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posted by fisto@ヘッドホンレビューズ.NET
Comment(6) | TrackBack(2) | カテゴリ(AV入門)
この記事への書き込み
すごーく勉強になりました
Posted by 舞 at 2006年09月28日 21:42
あ、いえ、どういたしましてΣ
映像ケーブルは変えると変化が大きいので是非挑戦してみてください。

D端子がアナログというのは知らない人多いのではと思ってます。DはデジタルのDだと思いますよね〜
Posted by fisto@AV初心者 at 2006年09月29日 19:01
いい勉強をさせていただきました。ありがとうございます。コンポーネントケーブルについて調べていたところ、ここに到着しました。コンポジットケーブルを流用できるんですね。
Posted by リッチー at 2007年10月05日 13:40
レスがとんでもなく遅くなってしまって申し訳ありません。
かなりプライベートが忙しい状況です。
頑張りますのでどうかよろしくお願いします。

そうなんです!

コンポーネントケーブルはコンポジットケーブルを流用できる

この事実をひたすらメーカーは隠そうとしているのが本当に憎たらしい!
私もコンポジットケーブルの糞高いやつを買おうか真剣に悩んでいました。

まあ高ければ高いなりに良いとはいえ、最初にそんな良いのそろえる必要はありません。
なんせ理論的には損失が無い(ジッターうんぬんは無しとして)デジタルですしねぇ。
Posted by fisto@ヘッドホンレビューズ.NET at 2007年10月22日 02:16
どうもありがとうございます。大変勉強になりました。
Posted by こなこな at 2007年12月11日 16:48
こちらこそ読んでくださりありがとうございました。
お役に立てたようで嬉しいです。
Posted by fisto@ヘッドホンレビューズ.NET at 2007年12月15日 20:32
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