2006年05月27日

オペラ座の怪人


オペラ座の怪人の音響レビューです。

オペラ座の怪人とはすでにある映画のリメイクです。
前作はサスペンス調の作品で、ストーリーが面白い作品だったと記憶しています。
また、ブロードウェーや劇団四季などの舞台でも有名なタイトルです。

余談ですがIRON MAIDENにThe Phantom of the Operaという曲があり、よくコピー演奏したもので思い入れも深いタイトルです。

ただリメイクは失敗するというジンクスが怖いですね。



音声は英語のみドルビーデジタルかDTSから選べます。

この、英語のみのこだわりが期待させます。
当然、音質の良いDTSを選びます。



さて、作品の始まりは廃墟となった現在のオペラ座から。
これは原作どおり、とても好きな始まりです。
この現在はなぜか白黒です。
しかしシャンデリアが登場すると…



パイプオルガンの大音量が!!Σ(・・ノ)ノ



知ってる人は多いであろうあの有名な曲です。

突然の大音量に一瞬ビクッっとなってしまう人は多いと思います。


パイプオルガンの素晴らしい音質、迫力、包囲感!!

金管楽器やシンバルも混ざりだし、意識はグイッと画面の中へと引き寄せられてしまいます。


そして画面は活気に満ちたオペラ座の舞台裏へ。

素晴らしいオープニングです。
この開始数分のオープニングで、リメイクは失敗するなんてジンクス忘れ去っていました。



舞台はオペラの練習中です。

わがままなプリマドンナ(主演女優)の緊迫した歌声
ソプラノの高音がBOSE 33WERから私の聴覚を突き刺します。

素早いビブラートがとても攻撃的な歌声です。
このプリマドンナ性格は最低ですが、実力は素晴らしい!!


そこにこの作品の主人公クリスティーヌが登場。

さきほどのプリマドンナとは対照的な、優しい歌声です。
クリスティーヌのビブラートはゆっくり丁寧。
オペラ座全体を包み込み、誰もがうっとりするような歌声です。



舞台は進み、オペラ座の怪人が登場します。

怪人の歌声は、野太く力強い歌声です。

ダーエとは対照的であり、ダーエと怪人のデュエットはお互いの魅力を際立たせます。


そして、怪人とダーエは語り合うように歌いながら怪人の住まうオペラ座の地下へと…



その時、例のパイプオルガンが…キタキタキタキターーーー(・∀・)

えええええ、しかもRockかよ!!Σ(゚□゚;


なんと優しかったクリスティーヌの歌声が力強い声に変わり8ビートが始まります!

ティンパニと大太鼓と思われる8ビートがオペラらしさを崩さないほどよいリズムを刻みます。

チェンバロでしょうか?それに最後はなんとディストーションのギターソロまで!


これにはビックリ…オペラじゃないのかよw
そのQUEENを思い出させるオペラロックに思わず顔がにやけてしまいます。


そのままクリスティーヌと怪人はオペラ座の地下室へと…

蝋燭だけで照らされた洞窟のような地下室は天然のホールのよう。

そこで怪人の熱烈な歌声。
ストリングスに乗せ怪人の野太い声がこの時はとても優しく歌います。

怪人、すげーいい声してるよ…ラジオのDJとかしても人気でそうw



ここ重要なシーン

クリスティーヌが怪人のマスクを取ってしまいます。

怒り狂う怪人。

この時の叫びとも歌声とも取れる声が圧巻!!
チェロと共に怪人の怖さの裏にある陰を上手に表現します。



さて、舞台は一転、プリマドンナの座をクリスティーヌに奪われたオペラ座です。

旧プリマドンナをよヨイショする歌が出演者全員が歌の達人だと教えてくれます。



さあ、調子に乗った旧プリマドンナに怪人が怒りましたよ!


 ∧||∧
(  ⌒ ヽ 首吊りターーーン!!
 ∪  ノ
  ∪∪


それと同時にあのパイプオルガンが!!(`Д´)コワッ!!



クリスティーヌとその恋人は、オペラ座の屋上へ。

二人でラブソングを歌います。
つらそうなダーエの歌声と、ダーエを心配する恋人の歌声にうっとり…

この恋人の声は、優男らしい優しいテノール
とてもとても優しい声ですが、時々発するリップノイズやノドの鳴りに男らしさも感じます。

この歌いいなぁ…ストリングスとシンバルでとことんラブラブの二人を表現しています。



つーか今さら気づいたが、ずーっと歌いっぱなしなんですが…
画面にのめり混んじゃってて、いつ歌って、いつ台詞言っているかなんて気にもしなかったです。
気づけばオープニング以外ほぼ全編ミュージカル。
なのにこの私がまったく飽きない何このクォリティーの高さは!!

注:)私はミュージカルがかなり苦手。
CHICAGO(シカゴ)


うー二人を除き見ていた怪人の悲壮な歌声!!
最後はあのパイプオルガンと共に大声で悲しみを表現します。



そして、ちょっとだけサラウンドを使ったお遊びも。

花火が打ちあがり、画面のパン(移動)と共に花火の炸裂音がリアスピーカーへと回りこみます。

この時の花火の音なんか昔くさい嘘っぽい音なんですが、反響音がとても良い感じです。



さあ、舞台はオペラ座に戻ります。

華やかな仮面舞踏会

いやー衣装も楽しめます。

画面の色はブラウンのカラーフィルターを通した色で、セピアっぽい温かみのある画面です。
パイオニア PDP-435HDLで見ると綺麗です。大画面って素晴らしい(´Д`;ハァハァ

「マスカレード♪タララ〜」この歌、つい口ずさんでしまいます。楽し(・∀・)イイ!!

この映像も音楽も歌も素晴らしいシーンに…

あの曲が!!

パーーーパパパパパーーーーーーーーーー!!
パパパパパーーーーーーーーー!
パパパパパー!!




怪人キタ─────(゚∀゚)─────!!


気づけば、このパイプオルガンが鳴るのをとても楽しみにしている自分がいます。

この時の小さな音のストリングスのみで、怪人はほぼアカペラ状態で歌います。
すげーカッコ良いよ怪人…ファントムーキャーーー!!(´Д`;ハァハァ



舞台は進んで最後のオペラ座となる舞台です。

赤と炎を貴重とした舞台にエロッティックな怪人とクリスティーヌ

ふたりはもう一対の人形かのような熱いラブソングを歌います。

最後のティンパニの連打は素晴らしい音です。是非聴いてほしい



しかし!!、、、クリスティーヌが、、、そして…

シャンデリアが…

この時の迫力といったらそりゃもう…


とても5.1chが重要なシーンです。

シャンデリアや悲鳴の場所を示しながら曲をしっかり鳴らすBOSE 33WER

そして、その迫力を出すための重低音のスーザフォンやパイプオルガン、爆発音をaudio-pro B1.28が余すことなく鳴らします。



さあ、舞台はクライマックス!!

怪人の住んでいるオペラ座の地下ホールです。

この時一番良いのはクリスティーヌの恋人

必死な声が凄いな…


怪人も凄い
余裕な歌声、殺そうとする興奮した歌声…


そこにクリスティーヌの全てを包み込む美しい歌声が…




そして舞台は終局へ…スタッフロールの曲もいいんだこれが…


この通り全編、歌。歌。歌。歌です。

しかも2時間21分にもわたる長編。

それなのに、もっと見たいもう終わってしまったのか…
と心の底から思いました。

私の嫌いなミュージカルなのに…
だって凄いんだもん歌声と音楽とストーリーと映像と…


オペラ座の怪人を見るとき一番重要なのは良いスピーカーです。

特に上質なサブウーファーがあるとそれはもう世界に没入すること間違いないでしょう。

5.1chサラウンドの音のつながりは、ホールの反響を表現できる程度あれば大丈夫でしょう。

それよりもステレオ2chの質が重要だと思います。
低音重視なこの曲調にBOSE 33WERはとても合っていたと思います。



さあ、こんな長文かつサラウンド無視のレビューは初めてですね。
採点はもうわかっていることと思います。


…問題はね字幕が戸田奈津子なことだけです。で


☆5つ+パイプオルガンで怪人キタ─(゚∀゚)─!!


です。6個あげたいぐらい。
過去最高の音響のための作品かもしれない。美しさのNo.1です。


ミュージカルって面白いのかもなぁ…
いや、この作品が素晴らしいだけだな…



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ドラムライン
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posted by fisto@ヘッドホンレビューズ.NET
Comment(2) | TrackBack(0) | カテゴリ(DVDをホームシアターで)
この記事への書き込み
こんばんは〜(夜中の4時・・・)

fistoさんの記事を拝見したら「さっそくオペラ座の怪人をレンタルしなくては!」と思ってしまいました。

ミュージカル嫌いなfistoさんが嵌ったくらいですから、ミュージカル好きの僕はドンピシャっと嵌るかもしれません。ただ問題は楽曲が好きかどうかだけですね。好きな曲が多ければいいなぁ・・・。

僕の加入しているレンタル店は、毎週火曜日が¥200の日なので、来週の火曜日にレンタル店にレッツゴー!して来ますね。

ではでは〜
Posted by さいた at 2006年05月28日 04:10
>さいたさん
オペラですので、曲はある意味1曲ですよ〜
でその派生となるわけです。STAR WARSなんかと一緒ですね。

気に入るといいなぁ〜
Posted by fisto@AV初心者 at 2006年05月28日 21:39
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