
エージングとは、英語で書くとaging。直訳すると老化です。
オーディオ用語として使われるエージングは老化より、時間がたち成熟することとお考えください。
つまり、機材の慣らし運転です。
例えば「エージングを100時間したら良い音が出るヘッドホンだ」とこのように使います。
特にヘッドホンに興味を持ち始めると、最初に出会う難解な専門用語がエージングだと思います。
エージングで本当に音質変わるの?
多くの人が最初はこう思うのではないでしょうか。
実際、この疑問はオーディオファンの間では議論され続けて今も結論が出ないままです。
私は、エージングで音質は変わると考えています。
最初に出会ったヘッドホンが、AKG K26Pだったからです。
AKG K26Pはエージングで音質がとても変わると言われています。
ブログ書き始めのころの稚拙な文章ですがご覧ください。
◇ヘッドホン:AKG K26P
最初はその低音のモコモコの量に驚きました。えーー低音つおっ!まぁそれでも中〜高音もちゃんと出ているようで、最初は音EQでかなり下げて聴けばそこそこ聴ける音でした。
で4時間ほど聴きっぱにしてたら、それだけでエージングが進んだのか気付かぬうちに低音の篭りがなくなっていました。
まだエージングの効果を信じられない人も多いと思います。
しかし開発者もエージングを意識して作成している事実を二つほど挙げたいと思います。
◇CLASSIC PRO CPH7000(サウンドハウス)
■エージング前のCPH7000で音決めをしないで下さい■
CPH7000はプロクオリティーを重視し非常に耐久性の高いユニットを採用している為最低でも100時間程度の十分なエージングが必要です。最終的な音質設計も「エージングの完了を前提」に設定されておりますので、本来の性能を発揮する為には十分なエージングをお勧め致します。
※エージングとは本来製品の持つ性能を引き出すものです。ヘッドホン・スピーカーの慣らし運転のようなもので買ったばかりのこなれていない振動板を動かして慣らすことが目的
サウンドハウス内のCLASSIC PRO CPH7000に関する注意書きです。
CLASSIC PRO CPH7000はこの価格でSONY MDR-CD900STに似た音質だと評判のハイコストパフォーマンスヘッドホンです。
エージングに必要な時間が100時間は、ヘッドホンでは少々長めにあたるヘッドホンです。
◇開発者に聞くN・U・D・Eシリーズ最高峰「MDR-EX90SL」(ITmedia)
「私どものヘッドフォンの振動板のマテリアルの中では、セルロースが一番エージングの影響を受けると思います。E888は94年ぐらいに大変苦労して設計しまして、発売も3カ月ぐらい遅らせて、怒られた記憶がありますね」(角田氏)
![SONY インナーヘッドホン (ショートコードタイプ)NUDE【税込】 MDR-E888SP [MDRE888SP]【でん...](http://image.rakuten.co.jp/wshop/data/ws-mall-img/jism/img128/img10494142195.jpeg)
ITmediaのSONY MDR-EX90SLの開発者にインタビューした記事です。
開発者がSONY MDR-E888はエージングが必要と語っています。
特にこちらは、エージングの音質変化を意識しながら開発している事実が読める貴重な一文です。
ヘッドホンだけでなくエージングは様々な機器でも起こります。
スピーカーも当然エージングは必要とされます。
多くのピュアオーディオファンの間ではエージングは当然の行為となっているようです。
プレーヤーやアンプ(音を増幅する機器)などにもエージングが必要と言うオーディオファンも多くいます。
残念ながら私はこれらの機材の変化まではわかる耳は持っておりません。
特にコンデンサやトランジスタ、真空管など内部の部品がエージングの必要があるとのことです。
エージングの方法は人によって意見が様々です。
私は、いつも通り音楽を自由に聴くだけです。
私は音が変化する過程を楽しみたいのでこの方法をとっています。
ただ、なるべくMP3のような圧縮音源は聴かずCDを聴くようにしています。
圧縮音源は人間の耳には聴きとりにくい超低域や超高域を削除しているからです。
ピンクノイズといわれる多くの音域の音が入っているノイズを流し続ける方法もあります。
◇テスト信号発生ソフト WaveGene
このフリーソフトを使ってピンクノイズを発生することができます。
オーディオテストにも使えお世話になっているオーディオファンは大勢いるソフトです。

最も良い変化を期待できるのが、エージング専用CDを流し続ける方法でしょう。
◇XLO Test/Burn-In CD(サウンドハウス)
とても有益な音源が入っておりオーディオテストにも使えます。
エージングの音量についても様々な意見があります。
私のようにいつも聴いている音量で良いという意見もあります。
一般的なのは普段聴く音量よりやや大きめの音量で流す方法です。
大音量で流す方法などもあり、爆音エージングと言われています。
これは機器を傷めないギリギリの音量の見極めが難しいので注意が必要です。
早くエージングを終わらせたい人はこの方法を使うようです。
エージングがわかるヘッドホンを幾つか紹介したいと思います。

AKG K26P
エージングに平均50時間必要と言われています。
私も体験しましたが最初は低音がモコモコブワブワしていて驚くほど。
数時間で音が抜けはじめ、10時間以上はゆっくりと変化します。

◇ULTRASONE DJ1 PRO
エージング10時間までは('A`)
エージング50時間で('∀`)
エージング200時間で__
\ノ'∀ン ヒャッホゥ
ノ ノ ̄
//
とすごい変化が楽しめるそうですΣ(゚口゚;
◇STAX SR-007(オーディオスクェア)
価格見て驚かれた方も多いかと思います。
コンデンサ型という特殊な音の慣らし方の最高級ヘッドホン(STAXではイヤースピーカーと呼ぶ)。
コンデンサで慣らすには多量な電力も必要らしく、エージングにもお金かかりそう…
夢ですね。夢w
同じ機材でもエージングは方法によって全く異なる音になるとも言われているので、徹底的にこだわる人も多いようです。
私がいまだに信じられないのが、ケーブルのエージング。
音質の変化はあると思うんですよ、でもそれが良い方向に出るとは決して思えないんですよね…
ただの錆びじゃないかと思ってしまうんです。いかがでしょうか?
エージング、これだけでもオーディオの奥深さがかいま見れる言葉ですね。
(2007/12/16追記)ヘッドホン投票にエージングを信じますか?という質問を追加しました。
投票せずに結果だけを見ることをもできますので参考にどうぞ。
◇あなたはヘッドホン・イヤホンのエージングを信じますか?
■関連記事
◇BOSE 33WER 追記3
◇ヘッドホン:AKG K26P
◇イヤホン:AKG K12P エージング後レビュー
◇あなたはヘッドホン・イヤホンのエージングを信じますか?











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で鳴らしてないって、そりゃモッタイナイΣ