2006年11月14日

ヘッドホン:SENNHEISER PX200 レビュー

サウンドハウス
ヘッドホン:SENNHEISER PX200エージング前レビューです。

エージングについてはこちらをご覧ください。

エージングとは



(追記)エージング後のレビューを書きました。

ヘッドホン:SENNHEISER PX200 エージング後レビュー

(追記)AKG K26Pとの比較レビューです。

ヘッドホン:Sennheiser PX200とAKG K26Pの音質比較レビュー



実はすでに30時間ぐらい聴きこんでいるのですが、変化前の数時間にとったメモと記憶を元に書きたいと思います。

前回のレビューはこちらをご覧ください。

ヘッドホン:SENNHEISER PX200



SENNHEISER PX200低音は、程よい硬さのある音を量感もって鳴らします。

聴感では低域はなだらかな上り坂の周波数特性に感じました。
超低域からしっかり鳴らし20Hzでもハッキリ聴き取れます。
30Hzを越した辺りで早くもかなり量感を感じはじめ以降どんどん量感は増していき630Hzでピークを迎えます。

周波数についてはこちらをご覧ください。

周波数とは

バスドラムはほどよい硬めの音で「ガスン!」と想像外の頭痛を起こしそうなほどの音圧のある重く硬い音を鳴らします。
HipHopやELECTRONICAなどの打ち込み系バスドラムに非常にマッチします。

ベース、特にエレキベースがとてもハマります。
聴き取りにくいベースのアタック音(音の立ち上がり時の強い音)がしっかり聴き取れ非常にファンキーです。
フュージョン系のベースなどたまりません。

それでいてコントラバスやチューバなども量感のある迫力ある音色です。

問題をあげれば量感がありすぎな所です。バランスは不自然です。



SENNHEISER PX200中音は、解像度が高く無難な印象です。

少し起伏の激しい周波数特性に感じました。
1kHzで凹み、2kHzで盛り返します。そして2.5kHz以降なだらかに減少します。

ボーカルは女性、男性共にハッキリとした音色で擦れるわけでもありません。

非常に気持ち良いのはピアノ。
これも程よい硬さが活かされアタック音からリリース音(アタック音後の消えるまでの伸びる音)まで「カー…ン キー…ン」と透き通ったが響きます。

アコースティックギターも同様にアタック音とリリース音の美しさは際立ちます。
パーカッションも硬質の物ほど面白く、カウベルなどは最高に気持ち良いです。

かと思えばバイオリンも艶やかですし、ディストーションギターなどもチョイ硬ながらもそつなくこなします。
得意な物があって不得意なものは無い模範生のようです。



SENNHEISER PX200高音は、硬く綺麗な音ですがとても弱いです。

2.5kHz以降なだらかに減少を続け10kHzで既に頼りない量感になります。
その後も減少し続け16kHzで聴こえなくなります。

しかし小さな音なのですが音自体は非常に綺麗で主張しています。

チャイムメタロフォンなど金属製の楽器が透き通るような綺麗な音を出します。
シンバルも真鍮の円盤が振動している姿が見えるかのようです。

この高音がアタック音の美しさを創出しているのは言うまでもありません。

残念なのは前述の通り非常に音が小さいこと。
ただ本当に美しく主張しているので聴き逃すようなことはありません。
もっと大きな音で聴きたいという印象です。


SENNHEISER PX200 13
SENNHEISER PX200音場は、密閉型の頭内定位ですが篭りは感じず良いです。

小型なデメリットなどは感じず、同価格帯の大型ヘッドホンとそんなに差を感じません。
なによりスッキリとしてて篭りが無いのが好印象です。
まあ上下には広がりが少なく平坦に横長の音場ではありますが、分離が良いため音場はより広く感じます。



SENNHEISER PX200解像度は、高いです。

この小型でこの価格でこれだけの解像度が高いのは驚きです。
同価格帯の大型ヘッドホンでもこの解像度は出せないものもあります。
一つ一つの音が聴き取りやすいので音場も広く感じます。



SENNHEISER PX200遮音性は、満足とは言えませんが十分です。

電車ぐらいならば問題ありませんが、そこで乗客の喋り声などが混ざると若干耳につきます。
交通量の多い道路などはやや厳しかったです。
地下鉄を頻繁に使っている人はつらいかも知れません。
なるべく耳に密着するようヘッドバンドを最短にしてやると良くなります。



SENNHEISER PX200音漏れは、少ないです。

ポータブルプレーヤーでメモリ半分ぐらいの音量ならほぼ問題ありません
遮音性同様なるべく耳に密着させるだけで音漏れをずいぶん防ぐことができます。
密閉型ですのでハウジング(音を増幅する部分)の背面から音が漏れる心配ほぼありません。
耳とイヤーパッドの隙間から音が通りますので、この隙間を極力減らすのがコツです。



SENNHEISER PX200装着感は、若干側圧が強く聴き疲れしました。

しかし時間がたつにつれ側圧は緩くなるものですので心配はしていません
また頭の上が最初痛くなったのですが、浅めに装着すればほとんど痛くはならないことにも気がつきました。
しかし浅めに装着すると遮音性や音漏れを犠牲にすることになるので難しいとこです。



良かった音は、エレキベース、バスドラム、ピアノ、打ち込みパーカッション、チャイム、トライアングル、メタロフォン、シロフォン、カウベル
悪かった音は、特に無し

良かった曲は、Jamiroquai、DuftPank、宇多田ヒカル、The Chemical Brothers、ピアノ協奏曲、Norah Jones、平井堅、Eminem
悪かった曲は、SexPistols、Nirvana(ライブ音源)、Nine Inchi Nails



SENNHEISER PX200全体的に、高解像度で程よく硬い華やかな音質のヘッドホンです。

どんな音楽も楽器もこなしますが、得意なのはTechnoフュージョンJPop
音場も解像度もありますしクラシックもいけると個人的には思います。
ただPankやインダストリアルロックなどのノイジーな曲は頼りなかったり逆に五月蝿かったりします。

また華やか過ぎて長時間聴き続けると疲れるかもしれません。
ポータブルの密閉型なのに遮音性に不安があり突然の騒音にゲンナリすることが多いです。


SENNHEISER PX200 08
特筆すべきは私は今まで正直ダサいと思っていたDuftPankが凄いカッコよく聴こえたこと。
こういう出会いがあるからヘッドホンファンをやめれません。

あとあのケースの収納がやっぱり面倒ですね。


そして既にエージング途中でかなり変わっています。
予想通りな点と予想外な点がありました。
エージングがほぼ終わったと思った時にレビューしたいと思います。



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posted by fisto@ヘッドホンレビューズ.NET
Comment(5) | TrackBack(0) | カテゴリ(ヘッドホン,SENNHEISER PX200)
この記事への書き込み
こんばんは(^-^)/
おっ、PX200ですねー!これも気になっていたヘッドホンです。エージング後のレビューが楽しみです!日に日に良くなるらしいですね(o^□^o)
うーん、誘惑されるなあ…(^^;)
Posted by とも at 2006年11月14日 21:21
レビューお疲れ様です^^

ちょっと気になったのは再生環境です。
僕の場合、nanoで聴くと全体的に物足りない感じですが、iRiverで聴くとパワフルな音に感じます。
もともとクセがあまりないヘッドホンだと思いますので、再生環境によって音色が異なってきそうですね。
Posted by うぃん at 2006年11月14日 23:08
結構素直なので、機器側の影響は結構あると思いますね。
それにしてもケースの意義があるのかないのか微妙過ぎますね、これw
Posted by YOU at 2006年11月15日 01:40
レビュー面白かったです☆
自分のPMX200では高域不足を感じていませんので、この辺エージングで改善する部分かも知れませんね。
使用しているipod miniの細目の音に合っているのかも知れませんが・・
さらなる音の変化が楽しみですね(^^)
Posted by kamo夫 at 2006年11月18日 06:45
>ともさん
こんばんは〜SENNHEISER PX200は確実に良いですね。
ただ日に日に良く…それは好みかなと思います(意味深w

ウフーン、誘惑しちゃうわヨーン☆

はい凍りつかないでください。

>うぃんさん
再生環境は外でが多くSONY NW-HD3ですね。
家ではパソコンからAUDIOJACK-USBから自作ヘッドホンアンプを通してます。

色々使って聴いてみた方がよさそうですね。
とはいえ私の環境だとどれも厳しいかな?

>YOUさん
ほんと素直な音ですね。エージングが進むにつれより感じます。
環境の影響大きそうですね。…私には宝の持ち腐れ?Σ
YES! ケースが本当に微妙!
せっかくカッコイイのにオシイんですよコレ…

>kamo夫さん
高域はそのようです!変化がだいぶ進んできました♪
iPod miniとの相性は良いんですね〜
Posted by fisto@AV初心者 at 2006年11月19日 02:11
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