
ヘッドホン:SENNHEISER PX200のエージング後レビューです。
エージングの時間は、70時間使用しました。
10時間までは変化がわかりました。
しかし現在は、エージングが終わったのかも私の耳では判断できません。
噂では200時間かかるという話ですが、傾向はもう決まったように感じます。
(もし、これ以上大幅に変化するようでしたら追加レビューします。)
特に音源にはこだわらず好きな音源をMP3も含めて普通より若干大きめの音量で聴きました。
理由はエージングのためではなく音質からの理由です。(後述)
◇エージングとは
SENNHEISER PX200のエージング前レビューはこちらをご覧ください。
◇ヘッドホン:SENNHEISER PX200 レビュー
(追記)AKG K26Pとの比較レビューです。
◇ヘッドホン:Sennheiser PX200とAKG K26Pの音質比較レビュー
SENNHEISR PX200の低音は、過剰だった量感が弱いと思うまで減り、程よい硬さが若干柔らかくなり少し篭りぎみになりました。
やや柔らかくなり篭りも出始め、バスドラムは落ち着きました。
それでも超低域までしっかり出ており、重く硬めの音質でノリが良く、やはり打ち込み系バスドラムは得意と言えます。
エレキベースは、硬さは減っても楽しいです。
アタック音(音の立ち上がり時の強い音)がやや落ち着いたことで、Jazzやバラード系Popsなどのフィンガーピッキング(指弾き)のベースの暖かい優しい音も楽しめるようになりました。
コントラバス、チューバなどアタック音の弱い(無い)楽器の弓や息の艶ややかなビブラートから硬さが取れ暖かく女性的になりました。
低域は、量感が弱くなったものの重く温かみもある程よい硬さの音質になりました。
SENNHEISR PX200の中音は、より鮮やかに目立つようになりました。
噂どおりSENNHEISER PX200はカマボコ(中音より)なヘッドホンでした。
エージング前は普通だったのですが量感が増してきました。
程よい硬さから、艶も暖かさもあり女性ボーカルの伸びる声がエロいです。
気持ちよかったピアノは篭りのため若干透明感が無くなりましたが十分楽しいです。
アコースティックギターは、なぜか篭りは気にならず、増した迫力量感にうっとりしてしまいます。
またディストーションギターも、同様に迫力が増しいい音になりました。
パーカッションは量感を増しドラムなども弾む楽しさが出てきました。カウベルなど硬めの物は変わらず良い音を鳴らします。
オーケストラのバイオリン、ビオラなどは、元々高かった解像度にプラスして迫力が出てきたため最高に良くなりました。
中域は、硬い音からエロ迫力とタイプは変わったものの、さらに不得意なものは無い模範生になりました。
SENNHEISR PX200の高音は、量感はやや弱めまで増し、張りのある主張する音になりました。
元々透き通るように綺麗だった高音がエージングにより量感が増し、さらに低域の減少により聴き取りやすくなりました。
しかし期待ほど硬質な音ではなく(私は硬質な音が好き)柔らかさも感じるバランスの良い音でした。
ハープの高い音が、なでる時は暖かく弾く音は華やかに非常に美しかったのが印象的でした。
シンバルは、解像度が高く何枚もクラッシュシンバルを叩き続けても音が混じることなく定位します。
ドラムスはシンバルを意識して聴くと楽しいです。
高域は、解像度も良くオールマイティな音作りに思います。
あえて不満をあげるならやや量感が足りないぐらいでしょうか。
SENNHEISR PX200の音場は、やや篭るようになり密閉型独特の息苦しさが若干増しました。
やや平坦で上下には狭いものの、左右が外にも広く好印象です。
平坦なところは小さなハウジングのポータブルヘッドホンの限界を感じます。
エージングで若干篭りが出たものの、分離が良いため篭りが迫力につながります。
SENNHEISR PX200の解像度は、ポータブルとしてはとても高いです。
やや柔らかい音になったため解像度が落ちたかと惑わされましたが、オーケストラを聴くと変わらず解像度が高いことが再確認できました。
この価格で外でもオーケストラを楽しめるのは贅沢の極みです。
やはりオーケストラは情報量が多いため、分離の悪いヘッドホンだと音が混じるのです。
Rockなど少人数構成でも、個々の楽器の音の粒に注目すると、タッチノイズ、振動の仕方など小さな音まで楽しめます。
SENNHEISER PX200の遮音性は、そこそこ高いものの、やや気になり始めました。風切り音もひどいです。
通常は気にならないのですが、なぜか人の喋り声の音域だけが非常に耳障りに聴こえます。
低音がやや弱いためマスクされないのでしょうか。
そのためSENNHEISE PX200の時は音量を若干あげる癖がついてしまいました。
より華やかに聴こえるようになりますしね。。。耳には悪いのですがorz
また噂に聞いていたのですが、風切り音がひどいです。
風切り音とは、風にヘッドホンがぶつかった時の音のことです。
ハウジング(音を増幅する部分)に反響して「ゴーゴー」と頭の中でうるさく鳴ります。
これはの突風でいきなりくるので不快になります。
SENNHEISR PX200の音漏れは、音量を上げるためちょっと心配になってきました。
ポータブルプレーヤーでメモリ3/4ぐらいで聴くと流石にしているようです。
混んでいる電車などでは注意して音量を戻すようしてます。
また側圧が弱まったため音漏れが大きくなったかもしれません。
SENNHEISR PX200の装着感は、側圧が弱まり痛くなることはほとんど無くなりました。
着け方に慣れると頭部が痛くなることもほぼ無くなりました。
数時間付けていても問題ありません、軽いですし。
良かった音は、ハープ、バイオリン、ビオラ、女性ボーカル、ベース、打ち込みバスドラム、アコースティックギター、シンバル
悪かった音は、特に無し
良かった曲は、Britney Spears、Norah Jones、柴田淳、宇多田ヒカル、UA、交響曲、MICHAEL JACKSON、Stevie Wonder、Eminem、Kanye West、ゆず、GIPSY KINGS、Oasis、Foo Fighters、GREEN DAY、ポルノグラフィティ
悪かった曲は、特に無し
SENNHEISR PX200は全体的に、中音よりで、やや硬めの華やかで艶のある高解像度のヘッドホンです。
中音よりになったことや、少し篭ったおかげで様々な音楽に対応したよう感じます。
クラシック、JazzからRock、Popsなど様々なジャンル、楽器で楽しさを見出すことができるようになりました。
そしてBritney Spearsのような王道Popsが非常に派手に聴け楽しいことに気づきました。
反面、エージング前のDuftPunkの神がかり的な楽しさは減少してしまいました。
ケースの収納は、ちょっとは慣れましたが今でも面倒ですね。
やや篭ってしまったのは残念でもありますが、何でも楽しく聴けるというのは凄いことだと思います。
装着感も良いですし、長いことポータブルヘッドホンの定番に座するのも納得のヘッドホンです。
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◇密閉型(クローズドタイプ)ヘッドホンとは
◇周波数とは
◇エージングとは











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この価格でどんな音楽でも聴けるヘッドホンは貴重ですねぇ。
もちろん、厳しいこと言えばアレには合わないという意見もあると思います。
でも特徴的なヘッドホンにありがちな、凄い面白いのもあれば凄いダメなのもあるという音作りではないということです。
そして解像度が高いことからさまざまな音楽を楽しめるという私の結論になった次第です。