2007年03月10日

イヤホン:SONY MDR-E0931 エージング後レビュー


イヤホン:SONY MDR-E0931エージング後レビューです。
これはSONY NW-HD3付属イヤホンです。

エージング後もなにも、エージングという言葉すら知らない時代に頻繁に使っていただけなのですが(〃▽〃)


エージングの方法はSONY NW-HD3に入れたMP3を聴いていました
当時のビットレートは192〜320kbpsが多かったと思います。
エージングについてはこちらをご覧ください。

エージングとは



低音は、さほど強くないが弾む音作りで少し篭ります。

なだらかに量感は増していき、1000Hzまでこの上り坂は続きます。

周波数についてはこちらをごらんください。

周波数とは

そのためなのか、バスドラムは重さと量感ににかけるもののハリがあり印象が強いです。
エレキベースが、ほどよく硬くとがった音でエレキっぽさが出ています。
反面ウッドベースは、重低音が足りませんが乾いていて雰囲気はあります。

コントラバスやチューバなどは、オーケストラだと主張せずやや篭って感じます。

量感は普通なのですが、中低音が強く音質もタイトなので聴きやすい低音になっています。


SONY MDR-E0931 02 L
中音は、若干弱く硬めで少し擦れぎみの音作りです。

1000Hzでピークを迎えた音は2500Hzまで減少し再び8000Hzまで増加します。

男性ボーカルは、やや奥まって聴こえ埋もれがちです。
女性ボーカルは、そのようなことはなく聴き取りやすいです。

ディストーションギターは、歪みが強いほどハマります。
インダストリアルロックやスラッシュメタルなどかなり歪ませたエレキギターが大変迫力あります。KORNが最高!

アコースティックギターは、弦のタッチノイズがよく聴こえ多少篭るものの楽しいです。

スネアドラム張りがあり、タムドラムもよく弾みのれます。
しかしスティールドラムは、音が軽すぎて全く面白みがありません。

ピアノは、やや擦れて篭りもあり好みの分かれるところです。

量感は頼りなく少し篭りを感じるものの、多くの楽器を乾いた音で上手に鳴らしディストーションギターの迫力がイチオシです。



高音は、程よい量感で硬く乾いた音作りです。

チャイムが気持ちよく、ウィンドチャイムを左右へPanしてシャラララ・・・と鳴らされるとモータマリマセン!! (゚Д゚; ハァハァ

ハイハットは、弱く擦れていてイマイチです。
しかしシンバルをチンッ!と鳴らす場合は硬さがよく合います。

ヴァイオリンは、多少乾いていますが悪くはありません。

硬い音はとても綺麗に鳴らすのですが、柔らかい音は良くも悪くもアッサリしています。



解像度は、低価格帯のイヤホンでは良い方ですが過度の期待は禁物です。

乾いた硬い音作りが、音の聴き分けをしやすくしているようです。
しかしオーケストラでは個々の音は重なって聴こえます。そこまで期待するのが酷というものです。



音場は、平坦な音場となりやすいイヤホンのわりに上下にも広がりを感じることができます。
しかし左右の耳の側に密集していて、センターが弱いです。
カナル型の音場に近いものを感じるのは耳への密着感から来るのかもしれません。


SONY MDR-E0931 03 L
装着感は、低価格帯イヤホンでは1,2を争う優れたものだと個人的には思います。

耳にフィットしやすい形状や素材になっていたり、ハウジングが薄くて耳にひっかけやすかったりと装着感にとても気を使っているのを感じ取れます。
またケーブルがu字ですので便利です。

低価格帯のイヤホンの装着感は海外メーカーより日本メーカーの方が優れている傾向があります。
反面、音質はイマイチなものが多いのですがSONY MDR-E0931に関しては音質にも妥協はないようです。



音漏れは、多少は少ないものの電車で使うのはやめましょう。

低価格帯のイヤホンの中では耳との密着から少ない方ではあります。
しかし開放型(仕組みは半密閉)ですので、当然音漏れはします。
人に迷惑がかかるときは使うのは控えましょう。



遮音性は、さほどよくはありません。

他の開放型イヤホンで比較すると多少いい方かもしれませんが五十歩百歩です。

また外で使うときは、良さが半減します。
中音がひっこみドンシャリ傾向が増し、擦れや篭りが目立つ安っぽい音になってしまいます。

どうも色付けの少ない音作りのイヤホンほど屋外では悪い傾向があるように感じるのですがいかがでしょうか。
無難なSENNHEISER MX400も屋外では擦れが目立ちますし、逆に特徴的なAKG K12PPHILIPS SHE-775は十分楽しめるのです。



良かった音は、ディストーションギター、チャイム、スネアドラム、タムドラム、エレキベース、女性ボーカル
悪かった音は、スティールドラム、男性ボーカル、ハイハット

良かった曲は、KORN、Marilyn Manson、Nine Inch Nails、Megadeth、LINKIN PARK、Cold Play、中島美嘉、柴田淳、Norah Jones、Eminem、Akon、Black Eyed Peas、GIPSY KINGS
悪かった曲は、Fort Minor



全体的に、バランスはフラットに近いドンシャリ(低音高音が強い)で、やや硬く乾いている反面少し擦れ若干篭ります。

特に中低音が張りがあり押しの強い良い音を出していてます。

さすが、ヘッドホンファンの間では低価格帯イヤホン四天王の一つと呼ばれるSONY MDR-E931と同等(ケーブルは違う)のイヤホンです。
以前、音質は一段階劣ると書きましたが訂正します。同レベルだと言っていいと思います。

イヤホン:SONY MDR-E0931

JPop、Pops、HipHopなどが良く、Jazz、クラシックなど、どんな曲でもそれなりに鳴らしてくれ使いやすいイヤホンです。

特にRockに強く、ドラム、ベースのリズム隊のノリのよさとディストーションギターの迫力は素晴らしいものがあります。
ディストーションギターが苦手なヘッドホンって少ないので、なかなか良さに気づきませんでした。
最近おとなしい曲ばかり聴いていたのにSONY MDR-E0931でヘビメタさんに最没入してしまいそうです。



余談ですが、私はどうもリズム隊で音楽を聴く癖があるので、ギターやボーカルの良いヘッドホンを見分けるのが下手なようです。
比較してみて初めてディストーションギターいいなコレ!Σと思いました。
ドラムやベースだったら比較するまでもなく、どう優れているのわかるのですが…。

なんにしても付属イヤホンでこの音の良さ、装着感の良さは嬉しいです。
最近のウォークマンにはSONY MDR-EX85と同等のイヤホンを付けるようですし、SONYの音質でのライトユーザーへのアプローチにはとても好感が持てます。
この調子でエンドユーザー向けのSONYブランドも再構築して欲しいですねぇ…



■関連記事
低価格イヤホン音質比較レビュー
イヤホン:SONY MDR-E0931
エージングとは
周波数とは

■ソーシャルブックマークに投稿

スポンサード リンク
 
posted by fisto@ヘッドホンレビューズ.NET
Comment(2) | TrackBack(0) | カテゴリ(イヤホン,SONY MDR-E0931)
この記事への書き込み
確かにインナーイヤーはみんな同じ音を聴いているとは限らないので
レビューは大変ですね。
私も自分の耳の形に自信なくなってきましたorz

最近MDR-E931重点的に使っていますが、
擦れや艶でも他のイヤホン並みかそれ以上になってきたような気がします。
最初の頃と比べると随分印象変わりました。

他の四天王は持っていませんが、私の持っているイヤホンの中では一番音良いみたいですね。
私の印象では、ボーカル物とピアノがイヤーパッドなして聴くとすっきりして良い感じです。
市販品は布巻きケーブルなので高級感ありますが、歩きながら使用すると擦れてガサガサ音がします。
Posted by えちごや at 2007年03月11日 21:56
レスが遅れてすみません。
時間をみつけては全ての書き込みに全力でレスしていきますので今しばらくおまちください。

えちごやさんのSONY MDR-E931、いい感じにエージングが進んでいるみたいですね。
私も擦れがひどいというわけではないのですが、他と比べると擦れている傾向かなと思います。
安いシャリシャリの音とは違うので読んだ人に誤解されてるかもしれませんね。。。すこし加筆するかな?

布巻きケーブルって音なるのですかΣ
ほつれやすいとも聞きますし、扱いがむずかしいのかもしれませんね〜
そいやかなり昔もっていたSONYの耳かけ型が布巻きでしたが、やぶれてしまったっけ。。。
Posted by fisto@ヘッドホンレビューズ.NET at 2007年03月24日 20:27
書き込む
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

記事: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/35648221

この記事へのトラックバック
新着記事